2021.06.15
「床暖房を導入するメリットは何?」 床暖房10個のメリット
床暖房は初期費用もランニングコストもかかりますよね。
でもわざわざ床暖房を入れる理由は何なのでしょうか?
それは、床暖房だけが持つメリットがあるからです。
なぜ他の暖房機器ではなく床暖房なのか。
床暖房の持つ10のメリットを1つずつご紹介します。
足元から温まる
床を温めることで冷え性の人でも、足先から温めることができます。
「頭寒足熱」という言葉もあるように、足元を温めるのは健康の基本です。
また、部屋の下部が温まることで人間だけでなくペットも快適に過ごすことが出来ます。
空気、肌の乾燥を防ぐ
エアコンを長時間使っていて喉が痛くなった、という経験は多くの人にあると思います。
これはエアコンから出る風によって、空気が乾燥してしまうことが原因です。
しかし床暖房であれば、もともとある空気を温めるだけなので、湿度はそのまま保つことが出来ます。
両者を比較すると床暖房の使用の場合、肌水分量は約10%ほど多いことが分かっています。
ハウスダストが舞わない
風を出して温めるわけではないので、ホコリや花粉、ダニの糞や死骸が舞うことはありません。
アレルギーのある人や、小さい子供がいる家にも安心です。
アレルギー持ちの人は増えているので、体に優しい暖房と言えるでしょう。
部屋が均等に温まる
空気の対流によって温かい空気は上昇します。
下から上に温かい空気が通りますので、空気を循環させるために色々な工夫を凝らす必要はありません。
掃除の手間がない
エアコンやストーブなどのように、特別な掃除をする必要はありません。
いつも通り、掃除機をかける等だけで十分です。
環境にやさしい
これは温水式床暖房の中でも、ヒートポンプ式のものが特に有効です。
熱源に火を使わないため、二酸化炭素の排出も大幅に抑えることが出来ます。
無音
床暖房は稼働音もなく、静かなことも魅力の一つです。
赤ちゃんがいる家はもちろんのこと、聴覚の優れた犬や猫などを飼っている動物にも嬉しいところです。
省エネ
エアコンなどのように、高温な温度設定にしなくても、十分に暖かく感じることが出来ます。
そのため必要な熱量が少なく済み、省エネです。
耐久年数が長い
床暖房の耐用年数は30年ほどです。(もっと長い耐用年数を公表している物もあります)
エアコンが10年前後なことに比べると、非常に長いことがわかります。
今後、もっと長期的に使用出来るようになるでしょう。
部屋が広々とする
部屋に色々置く必要がない点も、インテリアを重視したい人に、床暖房が喜ばれる理由です。
広さを感じられるだけでなく、部屋に生活感が出てしまうことも防げます。
この記事では床暖房のメリットをお伝えしました。
やけどや乾燥のリスクが少ないので、一般的に思われている以上に健康・美容、環境に良いものです。
小さいお子様、高齢者、ペットにも安心安全です。
床暖房が導入できる状況であれば、ぜひ検討をしてみてください。