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2022.01.15

床暖房のメリット・デメリット

床暖房デメリット床暖房メリット

床暖房は初期費用もランニングコストもかかりますよね。

でもわざわざ床暖房を入れる理由は何なのでしょうか?

それは床暖房だけが持つメリットがあるからです。

しかし、同時にデメリットも存在します。

 

※当社は光健康床暖房「遠赤王」を運営する医療機器メーカーであり、基本的には床暖房の導入を推奨しています。しかし、きちんと床暖房の良い面・悪い面を理解された上で導入していただきたいと考えています。

 

 

この記事では床暖房のメリットデメリットを正直にお伝えします。

まだ床暖房を導入していない方も、すでに導入している方もぜひご覧ください。

床暖房のメリット

まずは床暖房のメリット、素晴らしい点をご紹介します。

足元を温めることができる

「頭寒足熱」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

東洋医学において、足元を温めるのは健康において重要とされています。

また、部屋の下部が温まることでペットも快適に過ごすことが出来ます。

空気や肌が乾燥しにくい

「エアコンを長時間使っていて喉が痛くなった」という経験は多くの人にあると思います。

これはエアコンから出る風によって、空気が乾燥してしまうことが原因です。

しかし床暖房であれば、もともとある空気を温めるだけなので、湿度はそのまま保つことが出来ます。

両者を比較すると床暖房の使用の場合、肌水分量は約10%ほど多いことが分かっています。

ハウスダストが舞わない

風を出して温めるわけではないので、ホコリや花粉、ダニの糞や死骸が舞うことはありません。

アレルギーのある人や、小さな子供がいる家も安心です。

アレルギー持ちの人は増えているので、体に優しい暖房と言えるでしょう。

部屋が均等に温まる

空気の対流によって温かい空気は上昇します。

下から上に温かい空気が通りますので、空気を循環させるために色々な工夫を凝らす必要はありません。

掃除の手間がない

エアコンやストーブなどのように、特別な掃除をする必要はありません。

いつも通り掃除機をかける等だけで十分です。

無音

床暖房は稼働音もなく、静かなことも魅力の一つです。

赤ちゃんがいる家はもちろんのこと、聴覚の優れた犬や猫などを飼っている動物にも嬉しいところです。

省エネ

エアコンなどのように、高温な温度設定にしなくても、十分に暖かく感じることが出来ます。

そのため必要な熱量が少なく済み、省エネです。

耐久年数が長い

床暖房の耐用年数は30年ほどです。(もっと長い耐用年数を公表している物もあります)

エアコンの耐用年数が10年前後なことに比べると、非常に長いことがわかります。

今後、もっと長期的に使用出来るようになる見通しです。

部屋が広々とする

部屋に色々と物を置く必要がない点も、インテリアを重視したい人に床暖房が喜ばれる理由です。

広さを感じられるだけでなく、部屋に生活感が出てしまうことも防げます。

 

床暖房のメリットをご紹介しましたが、当然デメリットも存在します。

しっかり床暖房の良くない点にも目を向けましょう。

床暖房のデメリット

 

床暖房は色々とコストがかかる

床暖房を導入したいと思ったら、お金のことは避けて通れません。

主に次の3つのコストがあります。

・導入コスト(初期費用)

・ランニングコスト(月々の光熱費)

・メンテナンスコスト(修理・交換代)

それでは1つずつ見ていきましょう。

導入コスト(初期費用)

電気式、温水式、遠赤外線などありますが、例えば8畳でしたら電気式と温水式で50万円~80万円、遠赤外線で100万円以上かかります。

もちろん部材の価格だけでなく、どれぐらいの広さに導入するか、工事代金などによってもかなり変わってきます。

また、見積もりを取ってみたらオプションに次ぐオプションで「想定していたよりかなり高額になってしまった、、」というケースもあります。

ランニングコスト(月々の電気・ガス代)

1日約8時間使用した場合

電気式・・・8000円前後

温水式・・・4000円前後

遠赤外線・・・4000円前後

(※一例であり、契約プランによって変動します)

電気式は導入コストは一番安価ですが、月々のコストは高額になりやすい傾向があります。

温水式と遠赤外線は月々のコストは安価です。

メンテナンスコスト(修理、交換費用)

基本的に床暖房は他の暖房機器に比べてメンテナンスの手間が少ないのが特徴です。

メーカー発表でも30年や50年とも言われています。

しかし、温水式床暖房の場合は「熱源」の存在があります。

「ヒートポンプ(エコキュート)」や「エコジョーズ」などですね。

この熱源に関しては寿命が10年だったり15年だったりしますので、こちらは交換が必要になります。

熱源(エコキュート等)の値段も様々ですが、10万円~30万円ほど見ておいたほうがいいでしょう。

一般的には導入費用は遠赤外線式が高く、光熱費は電気式が高く、メンテナンスコストは温水式が高い、という認識で良いかと思います。

それぞれ特徴はありますが、色々とお金がかかってくることに変わりはありませんので、よく考えてから導入するか決めたいところです。

家の性能によっては床暖房のメリットが少ない

家の性能、状況によってはそれほど床暖房のメリットを感じられないパターンもあります。

高気密・高断熱

そもそも高気密・高断熱のしっかりした家でしたら、そこまで家が寒くならないということもあります。

北海道などは外はとても寒いですが、家全体が暖かいので実はヒートショックが日本で一番少ないというデータもあります。

(※ヒートショックとは急激な気温差による血管の不調、体調不良による死亡事故)

北海道ほど寒くない地域であれば、高気密・高断熱性が十分なら床暖房を導入しなくても大丈夫、ということもあると思います。

すでに無垢フローリング

「家の気温はともかく、床が冷たい!」という場合もあると思います。

床の部材には大きく分けて2つあります。

・合板フローリング

・無垢フローリング(天然木)

合板フローリングのほうが安いですし施工も簡単なので使用されている割合は高いのですが、冷たく感じやすいです。

逆に無垢材のフローリングはやわらかく、冬でも暖かく感じます。(価格は高めです)

すでに無垢フローリングを入れていて、床暖房を入れるまでもない、という方もいらっしゃいます。

高断熱+エアコンのほうが経済的?

すでに高断熱の家なら、エアコンで温かい空気を流せば十分暖房効果があるかもしれません。

いくつも暖房器具を使うより経済的ですし、それで寒さ、冷えを感じなければ大丈夫です。

この感じ方は人それぞれ、個人差が出るところですね。

結論

床暖房のメリットを享受できるかどうかは、現在の家の状態や考え方により異なります。

特に断熱性能が低い家の場合は、検討する価値はあるかと思います。

残念ながら日本には断熱性能の低い家は多いのです。

 

最後に手前味噌になりますが、弊社の床暖房「遠赤王」は特許技術により

・温熱療法のような健康効果

・従来の床暖房の数倍の立ち上がりの速さ

・従来の半額程度の電気代

などを実現しました。

ご興味のある方は、当サイトから資料請求をしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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